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【新华社】世界を追う側からリードする側へ 中国のスパコン開発

发布日期:2019-03-08 09:23 来源:新华社 分享到:

  • 2019年03月06日报道:

    世界を追う側からリードする側へ 中国のスパコン開発© 新華社 世界を追う側からリードする側へ 中国のスパコン開発

    国家スーパーコンピューター天津センターに設置された「天河3号」E級プロトタイプ。(2018年7月26日撮影、天津=新華社記者/毛振華)

    【新華社天津3月6日】中国が現在開発中の100京(けい)級次世代スーパーコンピューター「天河3号」の計算速度はどれほど速いのか。多くの人が関心を寄せる話題となっている。

    国家スパコン天津センターの劉光明(りゅう・こうめい)主任は、「中国初の1千兆級スパコン『天河1号』の1時間当たりの演算能力は、13億人が同時に340年以上計算するのに相当する。『天河3号』の開発が成功すれば、演算能力は『天河1号』の200倍以上に達する」と自信たっぷりに語った。

    天津市浜海新区にある国家スパコン天津センターでは、ずらりと並んだ140の黒いキャビネットからなる「天河1号」のランプが規則正しく点滅している。2009年の開発成功から現在まで、「天河1号」は約10年近く稼働してきた。

    「天河1号」の開発に先立ち、中国は初めてのスパコンとして「銀河」シリーズを開発。「天河1号」の後、100京級の次世代スーパーコンピューター「天河3号」による飛躍的発展が実現した。「銀河」から「天河」への進歩により、中国のスパコンは高性能計算において世界を追いかける立場から、リードする立場へと歴史的飛躍を実現した。

    国家スーパーコンピューター天津センターで応用研究開発を行う孟祥飛部長(奥)と研究部員。(2016年12月1日撮影、天津=新華社記者/毛振華)

    スパコンは、世界のハイエンド情報技術分野の攻略ポイントであり、科学技術競争力と総合的な国力を示す重要なバロメータともなっている。

    1970年代初めには、海外のスパコン開発が加速し、中国の技術者もこの動向をいち早く察知した。

    中国は想像を超える困難を一つ、また一つと克服し、1983年10月に初のスパコン「銀河1号」が国家技術鑑定を通して認可された。中国は米国と日本に次いで、スパコンの独立設計と製造に成功した世界3番目の国となった。

    次世代スパコンの研究開発計画は2009年、「第11次五カ年計画(2006年~2010年)」国家科学技術重大プロジェクトに組み込まれた。この重要任務を請け負った国防科技大学は天津濱海新区と共同で次世代スパコンを天津市で開発。「天河1号」と名付けられた。

    2010年11月に発表された世界スパコントップ500ランキングで、「天河1号」は毎秒2570兆回という実測演算速度で、世界最速のスパコンとなった。

    天津市開発区にある国家スーパーコンピューター天津センターの外観。(資料写真、天津=新華社記者/毛振華)

    「天河1号」はこれまで、国家科学技術重大プロジェクトや国家重点研究開発計画など1600以上の重大プロジェクトをサポートしている。国家スパコン天津センター応用研究開発部の孟祥飛(もう・しょうひ)部長は、「天河1号」を使い原油・ガス探査、工業設計・シミュレーションなどの十数種類におよぶ専門プラットフォームを構築したほか、海洋設備や自動車、ロボットなどの先進製造分野の一定規模以上企業の200社近くにイノベーションサービスを提供し、100億元(1元=約17円)近い経済効果をもたらしたと誇らしげに語った。

    数十年にわたる継続的な努力の結果、中国はスパコン用の独自チップや相互接続通信システム、独自のオペレーションシステムなどのコア製品の開発能力と産業化応用能力を備え、さらにスパコンを主導とする高性能マイクロプロセッサとマイクロエレクトロニクス、ネットワーク・通信、独自の基盤ソフトウェア、情報セキュリティなど、競争優位性に向け共同発展できるイノベーション体系を誕生させた。次世代スパコン「天河3号」はこれらを受け継いでいる。

    中国が独自開発した「天河3号」E級プロトタイプは2018年7月、開発と設置が完了し検収を無事通過。コア技術における全体的な自律制御を実現した。

    劉氏は「天河3号」が2021年頃に開発に成功する見通し、完成すれば「天河1号」の200倍以上の演算能力という飛躍的向上が実現できるとし、その将来性に強い自信を示した。(記者/毛振華)



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